日常生活では恐ろしくせっかちなくせに、ノーシンカーのゆったりとしたフォールが大好きな管理人です。
本日のテーマは、ギア比です。
巻物にはローギアが適している!
カバー撃ちにはハイギアが良い!
バスフィッシングをした事のある方なら、誰でも一度は見聞きしておられると思います。
・・・ただ、岡山・倉敷陸っぱり専門の管理人としては・・・・、
「そんなにタックル増やせないですけど・・・(=_=)」ってのが正直な話です。
そこで、管理人が苦渋の末に辿り着いたギア比選択の考え方をご紹介したいと思います。
ベイトリールのギア比選択に迷われている方や、バス釣り初心者の方の参考になれば幸いです。
スポンサーリンクギア比とは?
「ギア比」とは、「ハンドル一回転で、スプールが何回転するのか」という指標です。
で、この「ギア比」が低い機種を「ローギア」とし、高い機種を「ハイギア」としています。
参考までに、管理人の使用しているダイワ ジリオンSV TW では、5.5:1のローギアから9.1:1の超ハイギアまでラインナップされています。
ギア比の違いによって、ハンドル一回転当たりのスプールの回転数が異なりますから、ギア比の高い「ハイギア」の方が、同じスプールでも、一回転で長い距離を巻き取れることになります。
なので、同じ距離でヒットしたバスを手元まで寄せてこようとした場合には、同じ速度でハンドルを巻くとするならば、圧倒的にハイギアが有利ということになります。
余談ですが、大森貴弘プロはハイギアを使用されることで有名ですね。
ローギアが適するとされている釣り方(スタイル)とは?
では、ローギアが適するとされている釣り方(スタイル)とは、どのようなスタイルなのでしょうか?
それは・・・、
・巻物の釣り
これですね。・・・ド素人の管理人は、コレしか実感できていません(^_^;)
というのも、巻物の釣りは、ルアーをちゃんと泳がせるということが大事なのだと思うのですが、
ハイギアになればなるほど、泳がせづらかったというのが実感です。
バジンクランクをジリオンSVTW、アルファスエア、SSAIR(各ギア比5.5、7.2、8.1)で投げ比べてみたとき、8.1のときは「若干」気をつけて巻かないと、上手く泳がなかったんですよね・・・(^_^;)
(バジンクランクを選んだ理由は、巻きによるアクションの状態を常に目で確認できるからです。)
他にも、「ハイギアに比べて巻く力が強い」という情報も見聞きしたことがありますが、その部分に関しては、管理人程度の釣果(MAX56㎝)では実感できることはありませんでした。・・・ロクマル位を掛けることが出来れば実感できる日も来るかも知れませんが、今のところ「巻上げ力」については差を感じません。
というのも、抵抗する魚を同じ距離だけ寄せられるとして、ローギアだとハンドルをグリグリ回せる回数が増えます・・・。ので、ハイギアを使用しているより、自分で魚を寄せられている感覚になりやすいのではないかという感想です・・・(^_^;)
ハイギアが適するとされている釣り方(スタイル)とは?
一方でハイギアが適しているとされているスタイルは、カバー撃ちです。
カバーをピンスポットで撃っていき、数アクションで即回収して即次!
・・・みたいな釣り方です。
スポンサーリンクでは、管理人のギア比は?
陸っぱり専門の管理人が選択しているギア比をご紹介させて頂きます。
5.5:1と9.1:1の両極端な選択です。
なんだ・・・結局どっちも取りか・・・(@_@)
これには、岡山・倉敷陸っぱり専門の管理人の理由が、一応ありまして・・・。
管理人のギア比ラインナップの3つの理由
管理人のギア比選択の理由は、3つあります。
1,求めるのは快適さ
管理人の主力ルアーは、トップウォーターとファットイカです。
どちらも、リーリングというよりは、ロッドアクションが主となるルアーです。
そして、管理人のロッドアクションの癖が・・・「ラインスラック多め」なのです。
恐らくは他人より多いであろうラインスラックを一瞬で取りたい
そして、「ここでバイトが有る(はず)」って場所を過ぎれば、即回収してキャスト数を増やしたいのです。
どちらも、あと1回転足りてれば・・・というストレスから解放されたいのです。
・・・では、ローギアを選んでいる理由はと言いますと・・・。
極たまーに突如やってくる「今日は巻きたい気分」という日のためです。
管理人は、せっかちです。
管理人のせっかちリーリングでも何とかなるようにローギアの選択です。
完全に道具頼みの管理人です。
2,岡山・倉敷陸っぱりだからこその理由
管理人は、岡山・倉敷での陸っぱり専門です。
管理人が通うフィールドには、陸っぱりで連続カバー撃ちできるポイントはほぼ有りません。・・・というか、知りません(^_^;)
ですので、カバー撃ちのテンポの為のハイギア選択という訳では有りません。
むしろ、「ちょい沖の沈み物」とか「遠投してからの数メートル」が美味しいというポイントが多いのです。
ですので、そこを過ぎたら即回収して次の美味しいポイントへキャストをしたいのです。
3,後悔したくない
これが一番大きな理由ですが、「これより早くは巻けない」「これより遅くは巻けない」という安心感が、ギア比選択の理由です。
ギア比の違いが、管理人の釣果に影響を与えているとしたら、「ルアーのアクション」ではなく、「不安感の払拭による精神衛生面」だと思います。
まとめ
ギア比の選択は、ちょっと悩んでしまう問題です。
・・・が、管理人のようなレベルの技術では、
「快適さ」を主軸にギア比を選択することが、最も釣果に繋がる気がします。
・早く回収して、キャスト数を増やしたいからハイギア
・巻物の使用時に、リーリングに過度なストレスを感じたくないからローギア。
(リーリングに集中したくないという訳では無く・・・(^_^;))
それだけの理由ですが、大事な理由です。
バスフィッシングという趣味を楽しむのは自分自身なので、自分自身が快適なギア比を選ぶのが一番だと思います。
ギア比の違いで、獲れる魚は変わるのか?
という自分自身の疑問に対しての、現時点での回答は、
それを悩むなら、極端なギア比選択を。
ということです。
ギア比選択に悩み続けた陸っぱり専門ド素人管理人の選択基準をご紹介させて頂きました。
ギア比選択に迷われている方や、バス釣り初心者の方の参考になりましたら幸いです。
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