ダイワ派、シマノ派のどちらかと問われることも有りますが、
「快適であればメーカーを問わない派」岡山・倉敷陸っぱり専門のオカドバ管理人です。
ある意味節操がありませんが、
一方で中立的な感想を持てると思いますので
率直なインプレ記事を書いてみようと思います(*^_^*)
題して
「メタニウムDCとジリオンSVTW ド素人の率直なインプレ」
です。
(「アンタレスDCとスティーズSVTW」ではなく、
どちらもワンランク下のモデルなところが申し訳ないですが、
おかっぱり専門のド素人である管理人には、
これでも充分すぎる背伸びなのです(^_^;)
どうぞ温かい気持ちで読んでやって下さいm(_ _)m)
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15メタニウムDCを導入してみた
先日、とうとう気になっていたリールを導入してみました。
シマノ 15メタニウムDC HG です。
・・・・とうとう手を出してしまいました(^_^;)
ちなみに今までメインで使っていたリールはジリオンSVTWです。
このジリオンSVTWですが、不満は特にないんですよ。
・・・むしろ扱いやすいです。
ですが、「DCブレーキ」というものに対する興味を
抑えきれなかった次第です。
DCブレーキにすれば、
もっと飛距離が出る・・・のか??
DCブレーキにすれば、
スキッピングがもっとラクになる・・・のか??
・・・率直に興味本位での導入です(^_^;)
15メタニウムDCの特徴
まずは、シマノ 15 メタニウムDCについてご紹介させて下さい。
以下、シマノさんHPからの引用です。
メタニウムDCの概要
新開発の2つのダイヤル式I-DC5を搭載。
ベストなブレーキ力をイージーにセレクト。マイクロモジュールギア、X-SHIP、S3Dスプールといった先進の機構をまとい、ベイトリールの可能性を追求してきた「メタニウムシリーズ」に、新開発のI-DC5を搭載した「NEWメタニウムDC」が加わりました。I-DC5とは、ナイロン、フロロ、PEとラインによって選択できる3モードの内部ダイヤルと、ルアーのウエイトによって選ぶ4ボリュームセミオート&フルオートの外部ダイヤルを備えた画期的なデジタルコントロールブレーキシステムです。従来は組み立て式だったマグネットを1ピースの4極着磁リング磁石に置き換えることで、有効磁力面が増大。約30%ブレーキ力がアップするだけでなく、リリース直後に一瞬のノーブレーキ帯を設けることでMAX回転数が約12%向上し、伸びやかかつ安定したロングキャストが可能になりました(数値はいずれも当社比)。これぞ高性能バーサタイルです。
DCブレーキについて
DCブレーキの調整は、
内部でラインの種類を選んだ後は、外部ダイヤルでブレーキ力を設定できます。
写真が見えにくいですね(^_^;)
DCブレーキとは?
「DC(デジタルコントロール)ブレーキ」は、ブレーキ力の強弱をマイコンで意図的に制御。図中赤線のブレーキカーブのように、スプール回転が急上昇するリリース直後はほぼノーブレーキで、回転がピークに達したところでブレーキ力が急激に立ち上がり、その後は必要最小限のブレーキ力を適宜加える…といったコントロールを自動的に行い、飛距離を大幅に向上させることができます。
また、向かい風による失速など、スプール回転数にイレギュラーな変化を検知した場合には、瞬間的にブレーキ力を強めてバックラッシュを回避。さらに「最後のひと伸び」を確保するためにブレーキ力を断続的に緩めたりと、従来のシステムでは考えられない高度な制御を自動で行う、最先端のブレーキシステムです。
I-DC5は3モードの内部ダイヤルに加え、ルアーウエイトに応じて4段階のセミオート&1段階のオートを外部ダイヤルでセレクトすることにより、簡単にブレーキセッティングを行えます。オートはセミオートのボリューム2~4の半ばまでカバーします。
1.大型バイブレーションやジグなど、空気抵抗が小さく18~30gと重めのルアーに適したポジション。
2.中型バイブレーションやスピナーベイトなど、10~20gの幅広いウエイトに対応するポジション。
3.ミノーやシャロークランクといった空気抵抗が大きい8~12gのルアーにマッチするポジション。
4.ノーシンカーワームや小型シャッドなど、5~8gの軽量ルアーをストレスなくキャストできるポジション。
AUTO.ボリューム2~4の半ばまでカバーするワイドなポジション。
・・・ふむふむ。
どうやら
めっちゃキャストの上手い人が投げたのと同じように
リールが勝手に(自動で)サミング等をしてくれているようです・・・。
これは期待大ですね(*^_^*)
DCブレーキとSVスプールの使用感の違い
爆発的な期待を込めて導入したメタニウムDCですが、
少し気持ちを落ち着けてジリオンSVTWと比較をしていきたいと思います。
DCブレーキの方が飛距離が出るのか?
まずは、飛距離です。
投げるルアーは・・・・もちろんこのルアーです。
オカドバ管理人と言えば「ファットイカ」です。
ファットイカを扱いやすいリールが
オカドバ管理人にとっての「大正解リール」です。
・・・ということでキャストを繰り返してみました。
条件は下記のとおりです。
ロッド:ブラックレーベルプラス 6101MHFB
ライン:PE88ポンドを下巻きした上で、
フロロ12ポンド70メートルでパンパンになるように巻いています。
ジリオンSVTWのブレーキ:外部ダイヤル「4」です。
メタニウムDCのブレーキ:内部「F」、外部「2」です。
結果・・・。
若干(2メートル程度)
ジリオンSVTWの方が飛ぶ
ということが分かりました。
原因として、ジリオンSVTWの方は浅溝の1012スプールですが、
メタニウムDCの方はノーマルのスプールです。
スプール重量とラインの総重量の関係で、
ファットイカ程度の重量かつ50メートル程度の範囲であれば
1012スプールが有利なのだと思います。
SVスプールの方がトラブルレスなのか?
続いて、トラブルレス性能について比較してみようと思います。
通常のキャストはジリオンSVTWでそもそもトラブルが起きないレベルなので、
スキッピングで比較しようと思います。
条件は上記のままで実験です。
・・・結果。
ジリオンSVTWの方がやり易い・・・(^_^;)
・・・というよりメタニウムDCだと何回か軽くバックラッシュしてしまいました。
・・・これはちょっとビックリしましたが、
管理人のスキッピング時のロッドの振り方が
DCブレーキ開発の基になっている「キャストが上手い方」と異なるのでしょうね・・・(^_^;)
・・・何だか腑に落ちないので、
様々なルアーで色々なキャストを試してみました。
で、DCブレーキの方が向いているルアーと
SVスプールの方が向いているルアーが分かりましたのでご紹介させて頂きます。
DCブレーキの方が扱いやすいルアー
DCブレーキの方が扱いやすいルアーは、
ズバリ「クランクベイトやジャークベイト」です!
キャスト後にルアーがキレイな飛行姿勢で飛んでいくので、
DCブレーキが上手く制御してくれているのだと感じました。
飛行姿勢がキレイだとバックラッシュも起きにくいですし、
何より着水がスムーズです!!
SVスプールの方が扱いやすいルアー
では、SVスプールの方が扱いやすいルアーはと言うと・・・
60メートルまでの範囲であれば、ほぼ無敵かな・・・と。
・・・SVスプールだからと言って
クランクベイトやジャークベイトの飛行姿勢が崩れやすい
という訳でもないですし・・・。
DCとSVでどちらを購入するかを迷っている方へ
今回の記事で最も驚いているのは管理人自身だと言うことをお伝えした上で、
まとめたいと思います。
どちらも超使いやすい
&
どちらかが優れているという点は見当たらない!!
(巻き心地については正直優劣を付けられる程の感性を持ち合わせていません(-_-;))
ただ、岡山・倉敷陸っぱり専門のオカドバ管理人が
自分の好きなスタイルでDCブレーキ・・・メタニウムDCを導入し続けるとすれば、
「ジリオンSVTWの1012スプールを基本にして、フロロの14~16ポンドでヘビキャロをド遠投したい場合にメタニウムDCに入れ替える」
又は
「ヘビキャロがメインの釣行になるのであればメタニウムDCが便利」
という感じです。
普段のルアーやリグのキャスト精度や飛距離の範囲であれば、
ジリオンSVTWに1012スプールをセットしたタックルがベストかな・・・と。
ただ、1012スプールに下巻きをした場合、
フロロカーボンラインの有効長は70メートル程度なのです。
・・・ヘビキャロをド遠投すると、下巻きラインとの結び目まで出て行っちゃうんです。
その対策として
管理人はヘビキャロ遠投時は深溝の1016スプールに交換していたのですが、
これがメタニウムDCであれば、糸巻き量の関係から、そのままヘビキャロをド遠投できます。
書いていて不安になったので、敢えて表現しますが、
ジリオンの方が扱いやすいぜっていう主旨の記事では有りません・・・。
「DCブレーキでしか出来ないことはない」ですし、
「ノーマルスプールですらこの扱いやすさのメタニウムDCの性能は恐ろしいです」
という主旨です(>_<)
DCブレーキのリールとSVスプールのリールで迷われている方の参考になれば幸いです。
追伸
当記事はブログ開設間もない頃の記事と言うことも有り、
拙い文章です(^_^;)
段々と慣れてきておりますので、よろしければ下のリンクから記事集をご覧下さい。
オカドバ管理人の率直なインプレ記事集
おかっぱりでしかバス釣りをしていない管理人が、
ロッドやリール、ラインやルアーの
率直なインプレ記事を書いています。
よろしければ、下記画像からインプレ記事集をご覧下さい。
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オカドバ管理人でした。