根掛かりを「防ぐ工夫」と「外す小技」を陸っぱりの観点でまとめてみました。

男子サッカーW杯アジア最終予選が大詰めですね。サッカー男子だった管理人は観るより、やりたい派ということで普段はサッカーを観ないのですが、こういった試合だけは気になる男です。・・・管理人のような気質がスポーツの発展の妨げですね・・・(^_^;)

プロスポーツは代表戦以外の通常の試合が興行的に盛り上がるのが一番ですもんね(^^)/~~~

サッカー男子だった日々に思いを馳せながら・・・本日のテーマは根掛かりです。

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根掛かりとは?

これは説明不要な気もしますが、念のため。

根掛かりは、魚を釣るためのルアーで地球を釣ることです。

根掛かりは回避したい!のですが・・・ブラックバスを初めとするルアーフィッシングの対象魚は障害物に付いていることも多く、根掛かりを避けていると魚からも遠ざかってしまうこともしばしば・・・。

そこで、根掛かりを防ぐ工夫と根掛かりを回収する小技をまとめてみたいと思います(^^)/~~~

根掛かりを防ぐ工夫

まずは、根掛かりを「防ぐ」工夫です。

根掛かりは、させないに超したことはありませんから(^_^;)

環境的要因別に回避

まずは、根掛かりが起きやすい環境的要因から根掛かりを回避する工夫をご紹介します。

オーバーハング

水面に覆い被さった植物の下は、ブラックバスに出会うためには最高のポイントです!オーバーハングの奥を攻めないわけにはいかないのがアングラーの心情です(^_^;)

そこで、オーバーハングの奥を狙う際に、気をつけるポイントは、

・上方向からキャストしない。

→角度的にイメージしやすいですが、低めのサイドキャストかスキッピングが出来るまでは、オーバーハングの奥を狙わないことも環境を守るアングラーのマナーだと思います。

・フックポイントの出ないリグで狙う。

→根掛かりの要因は、「ルアー自体」か「フック」が障害物に固定されることです。なので、フロッグオフセットフックスナッグレスネコリグ用フックを使用したリグ等、フックポイントを隠したリグやルアーを使用することで、オーバーハングであっても根掛かりの確立を下げることが出来ます。

リップラップ

岩場です。高梁川でも、陸っぱりが可能な場所では岸から数メートルほど足元に岩が沈められており、ほぼ足場は全てリップラップです。ブラックバスは硬い底質を好む傾向がありますので、こういった岩場も是非とも狙いたいポイントです。しかも、出来ればルアーをこの岩達に近づけたい訳ですが・・・リップラップでの根掛かりを避けるには、

・フックポイントの出ないリグで狙う。

→根掛かりの要因は、「ルアー自体」か「フック」が障害物に固定されることです。なので、クランクベイトのようにフックより先にリップが障害物に当たるようなルアーやオフセットフックスナッグレスネコリグ用フックを使用したリグ等、フックポイントを隠したリグやルアーを使用することで、ゴツゴツした岩場であっても根掛かりの確立を下げることが出来ます。

・表層を攻める

→岩場に接触しなければ根掛かりません。そこで、水面~水面直下を攻めるルアーを選択することで根掛かりは避けられます。

ロープ類

水中のロープは、船等を係留する為に存在している場合がほとんどです。

これに関しては、ロープに接触してしまう場所やルアーのアクションの軌道上にロープがある場合は、ルアーをキャストしないようにするのみです。

地元の方に迷惑を掛けてしまうと、釣り場が消えます。しかも「一瞬で」消えます。

樹木類

樹木類の近くには、シェードが出来ていたりするので、これまたアングラー魂が騒ぎ出すポイントです。ただ、キャストに失敗すると、枝にクルクル・・・幹にグサッ・・・となり、ルアーはほぼ帰還してきません。

そこで、樹木類への根掛かりを防ぐにはこのようなことに気をつけましょう(^o^)

・クルクルするのは、ラインを張るから

→キャストミスした瞬間に焦ってラインを張ってしまうと、そのタイミングが間に合えば、到達前にルアーを止められますが、そのタイミングが遅く、枝に到達した後にラインを張ってしまうと、枝を視点に鉄棒選手のようにルアーがクルクル回って固定されます。枝まで届いてしまいそうなときは、緩いテンションでルアーの勢いを殺しましょう。クルクルにさえならなければ、ほぼ回収できます。

リグに関する要因

言い換えると、根掛かりそうな場所をしっかり攻められるリグということなので、釣れるリグってことですね(^o^)

ということで、リグに関する工夫をまとめてみました。

強いラインを使用する

基本的ですが、とっても大事なことですよね(^^)根掛かりしてもラインが強ければフックを伸ばしてでも回収できますし、そもそも、釣れたけどバスの口にルアーが残ってしまうという状態も回避できます。

アタリを楽しみたいだけなら細いラインでもイイですが、バスをちゃんとキャッチしたいなら、迷わず強いラインを選ぶ方が妥当だと思います。

誰かの根掛かりしているルアーごと回収出来たことも多い管理人です。

ルアーへの一工夫

・フックポイントを隠す

フックポイントが通常時に出ていなければ、根掛かりは激減します。

・シンカーの重さに気を配る

重いシンカーは、底の感覚が分かりやすい反面、根掛かりが頻発します。バスからのバイトも、「底の感覚が取れる範囲で一番軽い状態」が一番多い気がします。

・フローティングタイプのルアーを使用する

「フローティングタイプ」とは、何もしなければ浮くという性質のことです。クランクベイト等のフローティングタイプのルアーを引いていて、「ゴツ!っと来たら止める!」

止めると、ルアーがフワァ~ッと浮いて障害物を回避してくれます。・・・そして、この瞬間にバイトがある場合も多いです。一石二鳥ですね(^^)

・フックをダブルフックに変える

リトルマックス

写真はエバーグリーンさんのHPから拝借しました。

このフックがダブルフックです。この写真の角度で着底すると・・・フックは湖底に刺さりませんよね(^^)なので、底面で使用するルアーや、水面に植物が生えている場所を通過するトップウォータールアーのフックをダブルフックに変更するだけで根掛かりは減少します。

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根掛かりを外す小技

どんなに気をつけていても、根掛かりは発生します。そこで、続いては「根掛かりを外す小技」をまとめてみました。

ラインのたるみを利用する

・リールと第一ガイドとの間のラインを掴み、ロッドの煽りと併せて外す。

まず、片手で上記位置のライン、もう一方の手でロッドを持ち、ラインを引っ張り上げたまま、ロッドを煽ります。ロッドを煽りラインテンションが掛かった瞬間に片手で摘まんでいたラインを離します。ラインテンションを急に変えることで、根掛かっているルアーを大きく動かすイメージです。

・ルアーは引っ張らずに、優しく「揺らす」

引っ張れば引っ張るほど、障害物にフッキングが決まり続けます。ラインスラックを利用して「ルアーへ大きく動きを伝える」イメージです。

これで、大概の根掛かりは外せます(^o^)

根掛かり回収機

もう、小技でもなんでも無いですが、陸っぱりでは必需品ですね(^o^)


管理人は、二つとも常備しています。

棒状の回収機は、水中以外への根掛かりでも対応できますし、便利です。
どちらも回収率は80%位ですが、二~三個回収できれば十分モトが取れますね(^o^)

ロッドを利用する

こんな秘技も・・・。

極太PEにすがる

最後は力と力の勝負です。フックが刺さって抜けないなら、フックを伸ばしてしまえば良いのです(^_^;)水中の根掛かりラインという残骸に引っかかってしまった場合でも、引っ張り合いになっても負けません。

ただ・・・引っ張るときは、リールごと引っ張るのでは無く、手袋などをしてラインを直接引っ張りましょう(=_=)リールごと引っ張ると、スプールの変形に繋がってしまうこともあります・・・(@_@)

まとめ

いかがでしたでしょうか?

根掛かりを回避するために、フィールドにゴミを残さないために、アングラー側で出来る備えは、実は沢山あります。

根掛かりを減らして、バスフィッシングを楽しみましょう(^o^)

今回の記事が、根掛かりに悩んでおられる方やバス釣り初心者の方の参考になれば幸いです。

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