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今回のテーマは、
KTFバーサタイルフィネススプールとネオスプールの比較インプレ
です。
大人気で在庫切れの状態が続いている両スプールなので、
高い価格でオークション落札してでも入手すべきか迷いますよね・・・(^^;)
でも・・
純正の1012G1スプールとそんなに違わなかったらどうしよう・・・。
ということで、オカドバ管理人が人柱になってみました。
(過去記事)バーサタイルフィネススプールの単独インプレはコチラです。
バーサタイルフィネススプールは以前から所有しておりますので、
今回はバーサタイルネオスプールを入手してみました。
カラーはリールと合わせてパープルです(*^_^*)
スプールの外見比較
ということで、スプールの外見面での比較から。
内部(軸受け部分)の肉抜き加工
バーサタイルネオスプールも、スプール内部まで肉抜きされています。
この肉抜き加工自体は、
純正の1012G1スプールとバーサタイルフィネススプールも同様です。
糸巻き量の視覚的比較
続いて、バーサタイルフィネススプールと糸巻き量の視覚的な比較です。
向かって左側の紫色のスプールがネオスプールです。
当然ですが、糸巻き量が随分確保された印象ですね(*^_^*)
12ポンド80メートルですから、
純正の1012G1スプールと同量の糸巻き量です。
シャフト周辺から見ても、糸巻き量の違いが分かりやすいです。
スプールの重量比較
続きまして、各種スプールの重量を比較していきます。
安価なデジタルスケールですので、グラム未満は測れませんが(^_^;)
バーサタイルネオスプールの重量
バーサタイルネオスプールは10グラムです。
バーサタイルフィネススプールの重量
バーサタイルフィネススプールの重量は8グラムです。
1012G1スプールの重量
純正の1012G1スプールの重量は12グラムです。
3種類のスプールは、単体重量がそれぞれ2グラムずつの差ですね!
MAXにラインを巻いた際の重量
続いてラインをMAXキャパまで巻いて測ってみます。
バーサタイルネオスプールの重量
バーサタイルネオスプールは19グラムです。
バーサタイルフィネススプールの重量
バーサタイルフィネススプールは16グラムです。
1012G1スプールの重量
1012G1スプールは21グラムです。
スプール単体から比較すると、9グラム程度ライン重量が加算されています。
バーサタイルフィネススプールは、糸巻き量が他より少ないため、
8グラムの増加に留まっている感じです。
同じラインを使用する前提で、5グラム程度の重量差が生じている
重量のみで比較するのであれば、
スプールが軽いことは特殊な条件を除き、メリットが多いため、
バーサタイルフィネススプールとネオスプールは、
オークションで手に入れたとしても大いに価値があると感じますね。
カタログスペックではなく使用感をインプレ
ふむふむ・・・。
確かにスゴイな・・・。
でも・・・大切なのは、実際の使用感ですよね(^_^;)
ということで、様々なルアーやリグを投げ倒してみた結果、
各種スプールを選ぶ際の基準が出来ましたのでご紹介します。
総重量7グラム程度の撃ちモノならバーサタイルフィネス
まずは、バーサタイルフィネススプールが圧倒的に気持ちいいのは、
総重量7グラム程度の撃ちモノです(*^_^*)
20メートルの範囲内にネコリグやスモラバ投げて探る釣りが好きな方は、
バッチリはまると思います。
バーサタイルネオや1012G1スプールより、
気を使わずにキャスト出来る感じです。
あとは、ポッパー等のロッドアクション系プラグの扱いも気持ちいいですね(^^)
・・・ただ、
なぜ「撃ちモノ」とか「ロッドアクション系」などと限定しているかと言いますと・・・。
後程触れさせて下さい。
3/4オンス程度をフルキャストするならバーサタイルネオ
シャワーブローズを遠投したいなら、
ラインキャパの視点からバーサタイルネオスプールが最適です。
バーサタイルフィネススプールだと、ラインが全然足りません。
(フロロ14ポンド使用時。
フロロ12ポンドがメインラインの場合は、ギリギリな感じですね(^_^;))
・・・ん?
ラインキャパなら1012G1スプールでも良いんじゃない?
ということなのですが、
キャスト時のラクさがバーサタイルネオスプールの方が上でした。
レギュラーテーパーのロッドでの感覚ですが、
フルキャスト時のロッドの「溜め」がかなり少なくても
同距離飛ぶ感じです。
巻きモノを投げる機会が多いなら純正スプール
で、1012G1スプールのままで使用する方がイイなと感じたものは、
「巻きモノ」です!!
本当に細かい話ですが、
バーサタイルフィネススプールとバーサタイルネオスプールは、
巻上げ時に若干ですが気になる程度の違和感が生じることが在ります。
違和感とは言っても、
以前記事でご紹介した海外製軽量スプールの比ではありませんが、
巻き抵抗が大きくなると、
釣りの終盤は何だかゴリゴリする感触が確実に在ります。
メンテナンスした直後は、とっても快適なのですが、
オイルが欠乏するタイミングが純正と比較して早い印象です。
もちろん、
ベアリングを替えたりすれば良いのでしょうけども、
あくまでも手元に届いた状態で使用して、
巻き心地が圧倒的に気持ちいい状態が長く続くのは純正スプールです。
リグの回収時程度の短時間なら気にならないかも知れませんが、
クランクベイトやチャターベイトを巻いたり、
ジョイクロをゆっくり巻いてくる際の違和感はとても気になるモノです(^_^;)
巻き心地を改善する方法は今後も模索してみたいと思います(>_<)
まとめ
いかがでしたでしょうか?
それぞれの特徴を簡潔にまとめると、
10グラム程度の扱いやすさは、バーサタイルフィネス&ネオが優秀。
7グラム程度のキャストがメインならバーサタイルフィネスが優秀。
14グラム程度のキャストと7グラム程度のピッチングがメインならどれでもほぼ同じ。
21グラム以上のキャストならバーサタイルフィネスではラインキャパ不足
リーリングがメインなら、巻き心地改善&維持の手法が無いなら純正が優秀。
メインルアーやメインのスタイルがはっきりしていると選びやすいですよね(^^)
管理人は、
ネコリグやスモラバも普通に扱える上に、
シャワーブローズのド遠投も安心して出来る。
この観点から、
バーサタイルネオスプールがメインのスプールになりました。
で、クランクベイト等の巻きモノ用に、
純正の1012G1スプールを携行するのがベストかなと(^_^;)
自分で巻き心地の改善が出来ないド素人の率直なインプレでした(^^;)
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